2014年8月9日土曜日

HE?XION! TAPES & BONOBO presents "山本精一ひとり"

急報!!!

なななんと!山本精一さんがボノボにやって来ます!

しかも本人曰く関東初となる待望の独演会が実現します!

99年に発売されそのつかみどころの無い質感が愛され続けてきた名著『ギンガ』以来の新刊となる『イマユラ』、そしてかれこれ7年ぶりの新作となるアルバム『フォルテッシモ』が同時に発売となったばかりという最高のタイミングで迎えるHE?XION! TAPES番外編「ひとりボノボ」シリーズ第一弾っ!!! しかし期待の『イマユラ』ですがやっぱり面白かったです。『ギンガ』同様に散文、小説、詩、写真、手書きイラスト、そういったものの蓄積を特異なテンポでコラージュしているような構成で、内容もまた前作同様にインスピレーションの輝きと虚無感が同居する非対称的世界が何とも独特で引き込まれるものがあります。終末の予感が蔓延する時代に特有の気だるさなのか、俗なものと聖なるものの間を共振するその周波数の心地よさなのか、大震災を含めたここ数年の流れのなかで再び山本精一のその収まりの悪い作家性に無性に引きつけられております。

それにしても東京でじっくり山本精一と向き合える場面ってあまり無かったのかもしれません。精一さんに相談したところとっさに彼の口から出た言葉が「どうせやるならやったことないことをやりたい」というものだったので、実は東京初という「ひとり会」をやろうということになりました。良い意味でグローバルな人なのかドローカルな人なのか判らない精一さんですが、とりあえず自分らにとってのドローカルであるBONOBOでこんな企画が出来るとはこれ誠の幸せであります!

アコースティック、エレクトリック、そして電子音響とでも言うような世界まで。その偏執狂的ギター美学の多彩な世界を一晩で、しかも至近距離で体感出来るという激レアな宴であります。せっかくの小箱なので構成に関してはあまり決まり事は設けず、山本さんに託して進行させたいと思います。基本的には6時間の枠のなか、本人のタイミングで3部のソロ演奏を行うという内容とお考え下さい。合間をとる役割としてユダヤジャズと自分が控えておりますうえ出入りも自由に致しますので、長丁場でハプニング的要素もございますがゆるりとお楽しみ下さい。スペースに限りが御座います。定員数に達した時点で入場を制限させて頂く場合があるという事をご了承ください。どうぞお見逃しなく!!! (BING)




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"HE?XION! TAPES" is a group of musicians, DJs and performance artists based in Japan. We do some of the more challenging performance events and parties here. We also produce all sorts of random handcrafted stuff which we mostly distribute by hand.


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